ストレッチング


適切なストレッチは、健康の維持を導きます。

定期的なストレッチは、

気持ちをリラックスでき身体の調子を整えてくれて、

自分の身体に対する「気づき」を導いてくれます。

「伸張反射」というメカニズムによって

保護されています。

こういった時に「伸張反射」は起きます。

 ✔ 筋を過度に引き伸ばそうとするとき。
 ✔ 反動をつけて伸ばそうとするとき。

   ▼

ご安心下さい。

もしあなたが「ストレッチ」のことで気になることがあるようでしたら、

この機会に、当院までお気軽にご相談ください。


伸張反射、

伸張反射とは、

筋肉の損傷を防ぐために備わった機能 のことです。

むずかしく考える必要はないのですが、

ストレッチをする時に「 伸張反射 というメカニズム 」  知っておくと、

もう少し身体を上手く使えるようになれるかもしれません。

 

※ ストレッチとは、正しくは「ストレッチング」といいます。

ここでは一般的な 「ストレッチ」 という言い方を使用することにします。


伸張反射のメカニズム

筋の「伸張反射」というメカニズムとは、

 

まず、ストレッチ等(無理な反動や過度の引き延ばし)で急に筋繊維が延ばされると、

延びすぎによる「筋の損傷」がおきます。

 

無理なストレッチ等をした場合におきるこの「筋の損傷」を防ぐために、

人の「脳」は、

本人の意思とは無関係に「縮め!」という信号を「筋」に向かって送ります。

 

すると「筋」はその 信号によって緊張し、

無意識に「延びる方向とは逆の反発力=伸張反射」が「筋」に働きます。

その作用で「筋の損傷」が守られている。

 

というメカニズムが「筋」には備わっているということです。

 



無理な、過度に弾みのつけたストレッチは、

無理な、過度に弾みをつけたストレッチは、

 

筋が必要以上に引き延ばされる結果になり、

ここでいう「伸張反射」を引き起こします。

 

伸張反射は、

日常生活でもいつでも普通に起きていますが、

でも「過度」の伸張反射を起こした状態でのストレッチは、

何もいいことはないということです。

 

ストレッチは、

誰でも、簡単に、どこでも、気楽にできるものですが、

 

誤った方法ですると、

筋に痛みや筋繊維の微細な損傷を与え、

その結果、筋に瘢痕組織を形成させ、徐々に弾力も失わせます。

 

「いい結果を出したいがために、痛いのを我慢してもっと延ばそう」

といった考え方はすこし違うかもしれません。

 

無理をすると、

やり方によっては「有益どころか、反対に害になる」こともある。

ということも知っておいてください。



ストレッチの種類、

ストレッチの種類は、大きく分けて次の2種類にわけられます。

 

● 静的ストレッチ

 

● 動的ストレッチ

 

・静的ストレッチでも

・動的ストレッチでも、

 

 筋肉を延ばせば伸張反射は無意識におこります。

 

 


 静的  スタティック       筋や腱をゆっくり伸張し、

 筋肉が伸びた状態を一定期間キープする方法をいいます。

 

 動的   

 反動を伴って筋肉の伸び縮みを繰返す方法。

 

 たとえば、その代表例は、

 

 日本のラジオ体操といった柔軟体操や、

 サッカーのウォーミングアップに使われるブラジル体操など。

 

 また、首を回したり身体の屈伸なども動的ストレッチです

 

 ※ 細かくいうと、 動的ストレッチはさらに以下の2つに分けられます。

 

  ダイナミック

 立って移動しながら、

 腕や脚、体幹を左右交互に大きく動かす方法。

 

  バリスティック

 静的ストレッチの方法に反対動作をつけて行う方法。

(過剰に勢いをつけて行うとケガを伴うこともあるので注意)

 



使い分けが大切、

静的ストレッチ、動的ストレッチ、それぞれの状況に応じた使い分けが大切。

  種類       どんな場面で
   静的

 ・心身のリラクゼーション

 ・筋肉の軽度の緊張やコリ、

 ・疲労やむくみの改善、

 ・高血圧、

 ・動脈硬化の予防、  

  など。

 

   動的 

 ・ウォームアップ

 ・これからスポーツ競技を

  始めようとするとき   

  など。

 



使い方を間違えると、

これから身体を動かそうとするとき(スポーツを始める時)に静的ストレッチのみしていると、

肝心なときに筋肉が弛緩してパワーが逆に低下したりします。

 

結果、肝心な時に「パフォーマンスが発揮できない」というケースもあるということです。

故に「使い分け・組み合わせ」が大切です。


もしあなたが「ストレッチ」のことでご質問があれば、

ぜひ当院にご相談ください。

 

あなたのご来院を心からおまちしております。